フードの選び方ってどう考える?
仔犬・成犬・高齢犬は、それぞれ栄養の要求が違います。
仔犬期の急激な成長には、エネルギー豊富で、

高栄養価の高いバランスの取れた食事が必要となり、
加齢と共に運動量の低下に伴う筋肉質量の低下、
また関節が硬くなりますので、高品質なタンパク質とバランスの取れた栄養素が必要となります。


チェックポイント
1.製品に記載されている表示について
☆原材料の表示は内容量の多い順に表記されていますので、
 原材料のトップ「肉」や「魚」が表示されているものを選ぶ。
☆「・・など」をつけて原材料が正確にわからないもの、
 「副産物」が入ったものは避ける。注)副産物...鶏冠、内臓、羽、くちばし
☆できるだけ危険な添加物が含まれていないものを選ぶ。
☆パッケージに印刷されているキャッチフレーズ、または美味しそうな写真や絵に惑 わされない。

2.主原料をチェック
ワンちゃんの消化器官は肉食系の為、動物性のタンパク質が消化しやすく、
良質な動物性タンパク源はペットの健康を保つ上で不可欠です。
主原料が動物性か植物性かをチェックして下さい。

動物性のタンパクは消化、吸収、代謝が良いので便の量が少なく、
植物性タンパクは完全に消化出来ない為、便の量が多めとなります。

3.最も重要なタンパク源をチェック
タンパク質・・・被毛、皮膚、筋肉、血液、臓器など健康な身体を保つのに必要な栄        養素で、生命の源と言われています。
動物性タンパク質・・・鶏肉、羊肉、魚肉など。
植物性タンパク質・・・とうもろこし、小麦、大豆など。

    ☆一般的にお手ごろ価格のフードは、植物性タンパク源を、
   グレードの高いフードほど動物性タンパク源を使用しています。


4.脂肪源をチェック
健康な被膚や毛づやを造る為の必須脂肪酸(食事からしか摂取出来ない)を
バランス良く含む良質な脂肪源リノール酸を豊富に含む、
鶏脂肪、キャノラー油、ヒマワリ油、DHAを豊富に含むサーモンオイルなどは高品質です。

    ☆腐敗しやすい動物性脂肪(牛や豚など)はなるべく避けたい。

5.気になる安全性について
合成保存料(BHA、BHT、エトキシキンなど)や合成香料や動物性副産物などをチェック。

    ☆アレルギー、皮膚乾燥、虚弱体質などを引き起こす原因となります。


さまざまなトラブルをサポートする栄養素
1.腸内環境を整え、お腹の調子を良くします。
プロバオイティクス/プレバイオティクス・・・腸内の善玉菌の活動を助け、病原菌を排除し消化器官の適切な保全を行い健康を維持します。

2.皮膚と毛並みの健康維持のために。
乾燥した皮膚を正常な状態に戻し健康で光沢のある被毛の発育を促進する為には、
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸を適切な割合で摂取する事が必要です。

高品質な原材料・・・鶏脂肪、魚肉、亜麻種子、キャノラー油、レシチン、乾燥海藻、セージ、ローズマリーなど。

3.健康な関節を守る為に。
グルコサミン・・・関節軟骨の形成と補強に関る主要な分子の一つで、新しい軟骨の形成を促進します。
コンドロイチン・・・軟骨を破壊する酵素の機能を阻止します。

4.気になるウンチの消臭対策。
ユッカシジカゲラ、セージ・・・臭い息、身体、排泄物の臭いを除去します。

愛犬の健康にとって、食事はとても重要です。

パッケージの裏の、成分表をチラッと見て下さいね(^_-)-☆

 

パンフレットが見れます。
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「ペットフード安全法のあらまし」を見れます。

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飼い主さんの参考にして下さい(*^-^*)